切断加工

  • 切断加工

FLOW
加工の流れ

鋼材を組み立て可能な形に切り出す切断加工では、お客様からご支給いただいた図面に基づき、鋼材へのマーキング・切断加工をロボット切断システムが自動で行います。

  • 入荷・送り

    海上輸送または陸送で届けられた鋼材を当社で受け取り「入荷」します。お客様の納期に合わせて工程計画を作成、計画通りに鋼材をラインに「送り」ます。

  • 自動マーキング

    お客様からいただいた図面のデータを入力すると、自動で切断箇所のマーキング、製品番号の印字が行われます。図面データを早く正確に書き起こします。

  • 自動切断

    マーキングが施された部分をロボットがプラズマの熱線を用いて、自動で切断します。ロボットは3次元的に動くので、形鋼の切断も可能です。

  • 手動仕上げ

    切断面についたバリ等をグラインダーを用いて削り取ります。手作業で仕上げを行うことで切断面を美しく磨き上げ、出荷後の工程で作業しやすくします。

  • 取り・出荷

    加工後の鋼材をラインから「取り」、お客様のご要求どおりの使用順でブロック・ロットに仕分結束し保管場所に下ろした後、納期どおりに「出荷」します。

当社の切断加工でできること

  • 平鋼の自動切断
  • 形鋼の自動切断
  • ショットブラスト&プライマー加工からのワンストップの切断加工

自動切断・ワンストップ加工によって
加工単価の低減、横持運賃の削減が可能

ガス切断のような手作業での切断では複雑で難しい加工が可能ですが、熟練された職人技を求められるため、加工単価は割高になりがちです。
一方、当社の切断加工はロボット切断システムによって自動で切断するため、労働生産性が高く加工単価の低減が見込めます。
また、場合によってはショットブラスト&プライマー加工とワンストップで加工を行うこともできますので、別会社へのご依頼は不要、横持運賃も削減できます。

AUTOMATIC CUTTER
平鋼形鋼6軸ロボット切断システムについて

マーキングも切断も自動で実施

お客様の作業図面に基づいて、事務所でプログラムを入力すると、その内容を工場側の6軸ロボット切断システムが受信し、搬入された各鋼材への自動マーキングを実施、マーキング後はそのまま高精度な自動切断加工に移行します。

形鋼も6軸ロボットが自動切断

当社のロボット切断システムは6軸のものを採用しています。
そのため、前後、左右、上下と3次元的に動くので、平鋼だけでなく、様々な形状の形鋼の切断も可能です。
今まで人が手作業で行わなければならなかった加工をロボットが自動で行うようになり、平鋼12mであれば60本/日、形鋼12m(アングル65×65、400×100)であれば55本/日の加工も可能で、作業性は大幅に向上しました。

実績紹介

  • 端部切欠き切断

  • 商船ボットムロンジ
    (不等辺不等厚山型鋼)

ショットブラスト&プライマー加工に
関することなど
お気軽にお問い合わせください